デジタル遺品とは何かご存知ですか?それはスマホやパソコンに残ったデジタルデータのことです。写真、動画、メールやSNSのアカウント、ネット証券、スマホ決済アプリなどなどこうした個人情報や資産の故人のデータはどうするべきなのでしょうか。
実はこうしたデジタルデータも生前整理の対象です。まず、4つに分類することからはじめましょう。①絶対に遺すもの②できれば遺しておくもの③絶対に隠したいもの④できれば隠したいもの
これらに分類した内容はきちんとエンディングノートで伝えることで、故人のプライバシーも守ることができるのです。
スマホやパソコンのロックがはずせないこともありますので、ID、パスワードも記録しておく必要があります。
フェイスブックはやっていますか?私もよくフェイスブックを使用するのですが、死んだ後どうなるのでしょうか。
有名人ならファンがずっと書きこむこともあるかもしれませんが、一般人なら放っておくとアカウントを乗っとられる可能性があるそうです。
なんとフェイスブックは追悼アカウントに移行できるサービスがあるというから驚きです。
追悼アカウントでは〇〇の誕生日です通知や、友達かも(死んだ後に出てきたらちょっと困りますよね)という機能がなくなり、閲覧だけでなく追悼タイムラインが使用できるのです。
ただし、この機能を使うには本人がなくなる前に フェイスブック上で追悼アカウント管理人を指定しておく必要があることに注意が必要です。
もしアカウントを完全に削除する場合には、その手続きを誰かに託す必要があります。やはりエンディングノートの必要性は高いですよね。
まとめ
いまやデジタル製品に囲まれた生活をしている現代においては、デジタル遺品も必ずやっておきたい生前整理の対象ですよね。きっとデジタル遺品については整理の仕方が分からないという方も多いに違いありません。
遺品にしても、デジタル遺品にしても、残された遺族が片付けに困らないように、 また貴重な財産を残すため、死後にもプライバシーを守るために エンディングノートに記しておくことが重要です。
そしてSNSのフェイスブックでの追悼アカウントのサービスはとても素敵だなと思いました。SNS時代の処理もまるでお墓のようですよね。アカウントの管理をする墓守・・そのうちPC内にお墓を建てる人時代が来るに違いない・・・そう思うのでありました。
お読みいただきありがとうごいました。それではまた。