まだまだ知らないフレイルのこと

皆さんはフレイルをご存知ですか?

フレイルとは英語で虚弱という意味です。

虚弱ってあまりいい響きではないですよね。

そこで四文字でフレイル、耳馴染みもよく覚えやすいです。

今日は理学療法士として豊島区東池袋フレイル対策センターいーとこに行ってきましたので後ほどご紹介します。

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そもそもフレイルって何?

まだまだフレイルという言葉の内容までは知らない人も多いことでしょう。そこでちょこっと解説します。

フレイルとは加齢にともない体重の減少、疲れやすさ、歩く速さや筋力の低下などがみられ、このままでは要介護の状態になる可能性が高い状態を表すfrailtyの日本語訳として日本老年医学会が提唱した用語である。

またフレイルは身体的脆弱性のみならず、精神・心理的脆弱性や社会的脆弱性などの多面的な問題を抱えやすく、自立障害や死亡を含む健康障害を招きやすいハイリスク状態。

一方で適切な介入や支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像。

(フレイル診療ガイド2018年版より引用)

つまり、フレイルは健康と要介護の中間の状態だけれど、まだ様々な機能を戻せる段階にあり、また心理的、社会的、身体的という多面的な側面があるといえますね。

健康寿命を延伸させる取り組みは国家的な命題です。

しかしながら世の中的にはまだ健康といえばメタボ神話が強く、太ってはいけないと気をつけている真面目な高齢者ほど必要なタンパク質量がとれていないのだそうです。

痩せている高齢者は死亡率が高いそうですよ!

だからといって中年の私が太っていいわけではありません。高齢者に限っての話です^_^

中高年はメタボ予防でいいのですが、70歳くらいからはメタボ予防からフレイル予防に意識を変化させるということですね。

人が必要なタンパク質の量をご存知ですか?体重60キロの方は1日60グラム必要です。

サルコペニアと呼ばれる筋肉が減少している症状の方はそれより多い70から90グラム必要になってきます。

しかし、そのタンパク質をとるためには、200グラムのステーキ(そのうちのタンパク質は35グラム)を2枚食べなくてはなりません。

ちょっと高齢者には食べきれないですよね。いや、高齢者じゃなくてもきつそうです。

要は、たんぱく質を毎食の食事に意識して小分けに食べましょうという話だそうですよ。

そして栄養だけでなく、運動、社会参加の3つを効果的に作用させ、フレイルから脱しましょうという取り組みを、フレイル状態をチェックする「フレイルチェック」という形で開始しました。

高齢者同士がチェックし合うという仕組みがいいですよね。

チェックするサポーター側の高齢者も社会貢献、社会参加、これが両立していますし、市民が市民をチェックすることで健康問題を自分ごととしてしっかりと認識されると思います。

2018年から本格的に取り組んでいるのでまだまだこれからデータが集まってくる段階ですね。

それはそうと、なぜ私がフレイルサポーター(トレーナー)になろうかと思ったかというと、まさに理学療法士にできる終活支援だからです。

より健康で楽しく生きるために、予防的に取り組む必要があります。

それは私が直接終活を支援する方にお伝えするだけではなく、地域として取り組むことが必要な社会的な問題だからです。

そんなわけで、サポーター(トレーナー)の養成に熱い東大の飯島勝矢先生のマインドを聞くことができたことで、そんな思いを新たにすることができました。

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豊島区のフレイル対策センター いーとこってどんなとこ?

豊島区にフレイル対策センターができたのは5月くらいだそうですが、フレイルサポーター自体が今年初の取り組みなので、研修では初めての集まります。いーとこがEAT&COmmunicationの造語ということを今日初めて知りました。食もコミュニティーも大事なのでナイスセンスですよね!さすが豊島区。

いーとこは東池袋にあり、東池袋公園やプリンスホテルがあるほうです。

フレイルサポーター養成講座の第1期生は22名。男性も多いです。男性が積極的に活躍してもらえる活動なのが素晴らしいですよね。

福井県は県で取り組んでいますが、基本的には全国の主体的な自治体から順次取り組んでいるそうです。豊島区の近くだと、板橋区や文京区も始めています。

栄養、運動、社会参加、これをいかに市民に伝えていくか、各自治体の腕の見せ所ですね。

次回は8月6日の実技研修、国立市の方が教えに来てくださいます。またお伝えできることがあったら記事にしたいと思います。それではまた。

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