生前整理・遺品整理で知っておきたいこと

こんにちは、エンディングノートの家庭教師の植咲えみです。

エンディングノートでも大切なものを書き出す項目があります。

では、その大切なものはどこにしまってあって、だれに渡したいのか、きちんと伝えられているでしょうか?

そんなとき、生前整理や遺品整理のことを知っておけば、身の回りの荷物をどうしたらいいか考えるきっかけになると思います。

そもそもモノがいっぱいで何から手を付けていいのか分からない……そんなときには業者に頼むという手もあります。

そこで生前整理や遺品整理で知っておきたい基本的な知識についてわかりやすくお伝えしたいと思います。

生前整理とは

まずは生前整理についてです。

生前整理とは、死を迎える前に自分で自分の持ち物や財産などを整理をしておくことを言います。

今をより過ごしやすい生活にするというポジティブな目的で行われます。

また、生前整理は「老前整理」とも言うこともありますね。

遺品整理で家族に迷惑をかけないために予め大切なものの仕分けをしておくとレスキューしやすいですし、身の回りの環境を整備することは転倒予防にもなり、気持ちもスッキリしてとてもいいですよね。

生前整理をする動機としては

  1. 終活の一貫として使っていない部屋や使っていないものを整理したいから
  2. 施設に入居することになり必要なものと不要なものを片付けたいから
  3. 孫が生まれたから広いスペースをつくってあげたいといった理由が多いそうです。

遺品整理とは

遺品整理は、家族が亡くなった後にその個人の持ち物や家屋を整理することです。

主に貴重品や金品をレスキュー、思い出の品を見つける、不要なものを処分するです。

残念ながら、遺品整理の段階になると、ほとんどのものが「ゴミ」になります

人ひとりが生きているときに必要なモノの量はかなりの量がありますよね。

引っ越しをしたことがある人なら分かりますが、単身でもダンボール10箱以上は軽くあるのではないでしょうか。

こうした荷物を遺族はすべて残しておけません。

遺品整理は家族がやってもいいですが、葬儀の他にもいろんな手続きがある中、この遺品整理は体力と時間が消耗され、とにかく大変です。

もし大変であると感じた場合は、貴重品だけレスキューしてから業者に頼んでもいいと思います。

業者に頼む理由としては

  1. 何から手を付けていいかわからないから
  2. 仕事が忙しくて遺品整理ができないから
  3. 身内で遺品整理をやっていたけれど体力的に疲れてしまった

という理由が多いそうです。

たしかに、遺品整理はとても時間と体力を要するので、離れて暮らす家族であったり、仕事を現役でされているご家族はなかなか作業できないのではないでしょうか。

また、自分でやろうと思っても、出たゴミをどうしたらいいのか、どこに運んだらいいのか分からないということも大きいと思います。

人が住んでいた家というのはとんでもない量の荷物があり、すべて片付けるのはなかなか大変でしょうね……

そんなときは仕分けから搬出、不用品買取や処分までを一括して任せられる専門業者へ頼むのもありですね。

遺品整理を頼むタイミングは、持ち家か賃貸かによっても違いますが、賃貸の場合は家賃がかかってきてしまうので、できるだけ早く終わらせる必要があります。

 

遺品整理の相場は?

  • 1K 2名作業員 3万8千円〜12万程度
  • 1LDK 2名作業員 6万〜16万程度
  • 2LDK 3名作業員 10万〜25万程度
  • 3LDK 4名作業員 15万〜40万程度
  • 4LDK 5名作業員 20万〜50万程度
  • 5LDK 6名作業員 25万〜65万程度※家電リサイクル料を除く


実際に利用された費用の例としては、3LDKの家を7時間、5名スタッフで片付けると、30万くらいだそうです。

6LDKで8時間、6名スタッフで片付けると、50万弱だったそうです。

だいたいの相場感を知っておくと、高いのか安いのか、検討がつきますよね。

 

基本的には料金は整理する荷物の量(立方メートル)×単価で決まります。

また、家電の処分などがある場合は、家電リサイクル法によって一律で定められている費用がかかります。

そして、作業人数などでも変わってきます。

このへんはなんだか引っ越しにちょっと似てますね。

買取はしてくれるの?

遺品整理をして家族に返却しないものの中に、価値のあるものがあれば買取をしてもらいます。

この中で買値が付けば、遺品整理の費用から差し引かれるというわけです。

不要な家具なんかも業者によっては東南アジアで売ったりする場合もあるそうですよ。

日本では買い手がつかない籐の椅子とか、なんだかノスタルジックなランプとかも東南アジアでは売れたりするそうです。

ですので、リユースやリサイクルだけでなく、海外へ販路を持っている業者さんだと買取も積極的に行えてゴミが減るというわけです。

なるべくゴミにならないように不用品を寄付したり、買取をしてくれたら故人も家族もうれしいですよね。

ちなみにですが、残念ながら着物というのはほとんど値がつきません。

とっても高価な大島紬ですら数千円です。あまり期待はしないでくださいね。

また、貴金属の買取は、相場としっかり照らし合わせて買い取ってもらうように気をつけるようにしてください。

見積もりのとり方

費用の内訳や、作業内容が明記され、料金単価がいくらかかいてあるものが望ましいです。

仕分けだけでなく搬出や処分、清掃を含むのかどうかも確認をして下さい。

荷物の量によって単価が変わるので、その基準となる単価の確認が何より大切です。

できれば他社と相見積もりを取っておくようにしましょう。

 

業者選びの注意点

まず、一般廃棄物収集運搬業許可を有している業者であることが大事です。

業者が不法投棄をした場合、家族にも責任を追求される可能性があるそうです。

安いのはありがたいですが、もしかしたら……という場合もありますので、確認だけはしておきましょう。

 

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まとめ

いかがでしたか?

生前整理は今の生活を豊かにするためにも、家族に迷惑をかけないためにもやっておいて損はありません。

遺品整理の段階になるとほとんどがゴミになってしまいますから、大切な人に残しておきたいものは、家族がすぐにレスキューできるようにわかるようにしておきたいですね。

家族が遺品整理をするのはとても大変です。

とくに粗大ゴミとか、大きな家具とか、ネットオークションで売りさばくのも素人には一苦労。

ここでワンポイント。

業者に頼みたいけど費用を抑えたい!という場合には、まず荷物の量をへらすことです。

自分たちで粗大ごみとして捨てられるものをできるだけ捨てておくことで荷物の量を減らすこともできるかもしれません。

終活当事者であれば、なるべく今から自身でできる生前整理をすすめたほうがいいですし、もし高齢のご家族がいらっしゃれば、お子さんから転倒予防のために荷物を減らすようさりげなくお手伝いしてあげると喜ばれるかもしれません。

最近ではメルカリを使いこなす高齢者も多いですから、楽しんで荷物をへらす、整理するきっかけにしてみてください。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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