こんにちは、元気な終活の植咲えみです。
天海祐希さん主演の「老後の資金がありません」という映画が2020年9月18日(金)に全国公開されます。
楽しみですね〜!
この作品は、娘の派手婚や舅の葬儀、夫婦の失職などにより貯金が激減し、主婦が奮闘する話だそうです。
あらすじをざっくり聞いただけでもドタバタが想像できて面白そうです。
人生の後半に直面する老後資金問題と、家族のライフイベントに伴うシリアスな問題を、コメディタッチで笑いにしながら、それでいて共感し深く考えさせられることでしょう。
本当に幸せな老後とは何か考えるきっかけとして見てみたいですね。
≪映画あらすじ≫
主人公・後藤篤子は、家計に無頓着な旦那・章とフリーター娘のまゆみ、大学生の勇人を息子に持つ、節約がモットーの ごく普通な主婦。夫の給料と自身がパートで稼いだお金をやり繰りし、憧れのブランドバッグも我慢して、コツコツ老後の資金を貯めてきた。篤子には病気の舅と、高級ケアマンションで暮らす姑の芳乃がいた。月々のケアマンションの費用だけでも痛手だったのに、舅が亡くなり、章の妹・志津子と葬式代を誰がいくらを出すかで揉め、結局400万円近くも支払うことに。さらに、パートの契約が更新されず、篤子はクビを言い渡されてしまう…。そんな中、まゆみが結婚相手を家に連れてきた。メタルのバンドマン・琢磨は見かけによらず地方実業家の御曹司で、半年後の結婚式は格式高い麻布寿園で行いたいという。しかも費用は折半で。篤子は多額の出費予定に慄きながら、なんとかまゆみを送り出した。そんな中、章から会社が倒産したという連絡が入る。夫婦揃っての失業、減り続ける老後の資金。窮地に立たされた篤子は、レンタルモップの解約、車の売却と次々に節約改革を行う。しかし、篤子の努力もむなしく、お金はどんどん出ていくばかり…。これまでの 生活が変化していくことを実感する篤子。そして、志津子と姑の今後に関して話している最中、篤子は思わず芳乃を引き取ると口走ってしまう。芳乃を加えて新たな生活が始まった。ところが高級和菓子屋に嫁いだ芳乃のお金の使い方は奔放で、またまた出費がかかる始末。窮地に立たされた篤子はどうする?!(東映プレスリリースより引用)
前回「最高の人生の見つけ方」(2019年10月11日)で吉永小百合さんとW主演しましたが、天海さんの単独主演は19年ぶり。
「最高の人生の見つけ方」では末期がんの女性二人が余生を大ハッスルしながら夢を叶えていく話で、天海さんはお金持ちの社長役で出ていました。
「最高の人生の見つけ方」はアメリカのリメイクでもありスケールがやたら大きいことと、末期がんの方が主役のストーリーということもあってどうしても一部共感しにくい部分もありました。
今回は主婦の奮闘劇ということでおそらく日本人にとって等身大の悩みとして共通するものがあるのではないかなと思います。
もとになった原作は2015年刊行の垣谷美雨の26万部突破のベストセラー小説「老後の資金がありません」(中公文庫)です↓
![]() |
価格:704円 |
ちょっと前に「渡る世間は鬼ばかり」がいろんな家族模様を描いていたと思いますが、私も好きで見ていましたが、結構重くなりがちですよね。
家族ものというのは塩梅が難しいものです。
SNSで流行った「100日後に死ぬワニ」もそうですが、すべての人に訪れる老後や死を、深刻になりすぎないようにエンターテイメントにして発信するというのは、誰もが自分事にする機会としてとても素晴らしいと思います。
他にも終活関係の映画が続々と公開されます。
2020年も映画界に終活の波が来てますね!
お読みいただきありがとうございました。